ギター用のノブを作った！

はじめに

ひょんなことから木工旋盤を買ってしまったので、せっかくなら何かギター用のパーツを作りたくなり、ノブを作ってみました。まぁ、旋盤で作れそうなのがノブしか思い浮かばなかったんですが・・・。
では、早速作っていきましょう！！

作業開始

まずは材料のスタビライズドウッド！！

スタビライズドウッドも自家製となります。樹種は栃です。瘤材が手に入っていたので切り出して何個かスタビライズドウッドにしています。

スタビライズウッドとは液体の樹脂を木材にしみ込ませて焼き固めたものになります。樹脂をしみ込ませる段階で色を付けておくと木目を残しながら染まるので磨くととてもきれいな模様が浮かびます。


ノブは径が通常サイズのドライブセンターでは太すぎるので小径のドライブセンターを使用します。

まずはラフィングガウジを使い角材から丸棒にしていきます。

丸棒に出来たらスピンドルガウジで、仕上がりの径になるまで削っていき、最後はやすりにて表面を整えて旋盤作業は完了

1000番手くらいの研磨シートで磨くと艶が出てきて美しい木目が浮かび上がってきます。これぞスタビライズドウッドの醍醐味！！！

必要な長さに切断し、頭部分の面取りと中心に穴をあければ、後は塗装のみ。
中心への穴あけは4爪チャックで挟んでテールストックにドリルチャックを装着して空けると中心に穴あけが簡単にできます。

仕上げはオイルフィニッシュ！

乾燥を待って完成！！