ギター製作第3弾 テレキャスタータイプを作る ネック編その2

はじめに

前回の続きでネック製作となります。今回は指板の作成と貼り付け、ネックシェイプの作成となっています。

指板作成

指板を作って行きます。まずはフレット溝の加工を行います。フレット溝加工はStewMacさんのフレット溝切用の治具とテーブルソーの刃を使っています。
治具は今回のスケールの648mm(25.5in)に合ったものを使います。StewMacさんのフレットソーは穴径が15.9㎜ですので、種類によっては使いないのでご注意を。自分はパオックさんのものを使っています。
溝切りが終わりました。

ネックと指板の貼り合わせ

次はネック本体と指板を貼り合わせていきます。中心がずれないよう注意してクランプで圧着させます。ボンドはタイトボンド3を使っています。フレット溝に細い釘を刺してずれない様にすると作業がしやすいです。
24時間ほど時間をおいてしっかりとボンドが固まるのをまって、はみ出した指板をトリマーで綺麗にしていきます。
トリマーで指板の形状を整えたら、ボディと合わせてネックポケットへの収まりを確認します。
※実作業の順序では、バインディング前に、ここまでの作業を行っています。その為、記事と時系列が違ってしまい申し訳ありません。

ネックシェイプの加工

ノコヤスリでがっつり削り落とす部分を罫書し、削らない部分が割りやすいようにマスキングテープを張り付けます。
ノコヤスリで削った後
スクレイパーやヤスリを使い最終形状へ加工していきます。
肝心の完成写真が無い失態・・・作業が楽しくて写真を撮り忘れていました。

気を取り直して、ヘッド部分の段を付けていきます。
トリマーで全体を削って段付けれたら、ヘッドの根元部分のカーブを加工します。
ペグ穴をあけます。
指板のR加工を行います。

ポジションマークの埋め込み

R加工まで終わったら、ポジションマークを付けていきます。
6㎜の穴をあけて、接着剤で接着していきます。
接着出来たら、ヤスリで余分な部分を削り完了です。
サイドのポジションマークはこの時点では忘れいました。フレット埋め込み後に気づきました・・・。その時様子はフレット編で触れたいと思います。


今回は以上とします。

mk2

30半ばで脱サラして、色々、やりたいことをやってみることにしました。

おすすめ