エレキギター自作に初挑戦 ネック・指板貼付編

作業開始

実作業自体は、かなり最終工程まで来ていますが、中々、記事にできず・・・。ですが、ついにギターとしての形になる瞬間です。ボディ+ネック+指板=ほぼギターにする作業を始めたいと思います。この工程は単純にボディにネックをタイトボンドで貼り付けて、クランプでしっかり固定し乾燥させたら、指板貼り付け面を整えて、指板を張り付ける作業となります。

ボディとネックの貼り付け

ボディのネックポケットにたっぷりとタイトボンドを塗り塗りっと。ネック側にも塗り塗りっと。後は合体!!はみ出たタイトボンドを拭いて、隙間があるのでマホガニーの粉とタイトボンドを混ぜたお手製のパテで埋めていきます。タイトボンドは乾燥するとかなり縮むので、そのままでは隙間が埋めにくいので、マホガニーの削った際に出る切粉を取っておいてボンドに混ぜてパテにするとそれなりに隙間を埋めれます。

乾燥後です。



指板の貼り付け

指板を張り付けていきます。まず、トラスロッドを取り付けます。今回はギターワークスさんで購入したストレート溝に接着できるトラスロッドを使用します。通常、トラスロッドはたわませて取り付ける必要があるため、中心部に向かって溝の深さが深くなるよう湾曲した溝を掘る必要があります。このトラスロッドは指板に接着する部分にストレートの鉄板が溶接されているので、歪曲した溝ではなく同じ深さのストレート溝で取り付けれます。初めての自作ですので、簡単取り付けのトラスロッドを選択しました。

トラスロッドがネックの指板面と面一になっていることを確認したら、トラスロッドにはボンドがつかないようにしながら塗り塗りし、指板を合体!!その後はクランプでしっかり固定します。この際、フレット溝に細い釘を2か所打っておくと指板がボンドで滑らず固定しやすくなるそうです・・・。打たずにやるとクランプの締め付けをバランスよくやりつつ指板の位置調整をしてとなかなか大変なことに。

で、指板貼り付け完成

うーん、初めてにしては普通のギターっぽくなってきたかな?最初はどうなることやと思いましたが、残すは塗装と電装系のみ。とはいえ塗装は乾燥時間がかかるので、その間に2本目に行こうと思います。ラッカーの場合は、2週間くらい乾燥させないといけに見たいだからね。

楽器製作のみならず、木工にはタイトボンドが欠かせません。乾燥後が非常に硬くなるのでやすりで削れるのが良い。
タイトボンドにはオリジナル(赤)、2(青)、3(緑)の3種類ありますが、自分は赤のオリジナルを使っています。
タイトボンド2、3は、主に屋外家具に使う想定をされているようです。ただ、3に関しては接着強度やオープンタイムが赤より長いので3を使うのもありかも。
容量ですが、とりあえず1本作ってみたいという方には225mlを2、3本は作るぞと言う方には450mlがおすすめかと。ギター以外に家具なども作るって方は1ガロンとかもあり。

と言うことで、本日は以上。

サウンドハウスサウンドハウス


mk2

30半ばで脱サラして、色々、やりたいことをやってみることにしました。

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